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上田会計週報『役割定義の基礎知識』2016.05.16

2016年05月16日

役割等級制度では、実在の人が担当する職務について、その等級が適正であることを示す、実態に裏付けられた役割定義を明確化する必要があります。

組織と業務の関係

そのためには、基礎知識として、図示した「組織と業務の関係」を理解しておくことが必要です。
企業は事業推進のため、組織を編成し、経営に必要な基本的役割を分担する「単位組織」をつくります。
「単位組織」の役割から分化した目的別の業務が「単位業務」です。通常「単位組織」には複数の「単位業務」が課せられています。
「単位組織」には複数の従業員が配置され、それぞれ一人分の業務が割り当てられており、それを「職位」、または「職務」と呼びます。役割等級は、個々の「職位」に与えられ、従って、役割定義は、各「職位」について、行ないます。
「課業」は「単位業務」の部分業務で、個々の従業員が分担しているまとまり仕事です。
「職位」(または職務)は、通常複数の「課業」の集まりで形成されています。言いかえれば、担当者は通常いくつかの課業を課せられています。

「課業」調査に基づく役割定義

各「職位」の役割定義を、実証的に行なうには、分担している「課業」の成果責任・権限(指揮・命令・予算等)・必要な能力等を調査し、それらについて成果責任を中心に整理、統合して「職位」別に役割定義を作成、「職位」の重要度・困難度ランクを判定することによって、「職位」の等級を決定、同時に等級数を決定する必要があります。
 

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